金属溶材のろう付け加工
当社では専門の技術者によるトーチろう付け(手動および半自動)を行っております。
また当社で対応できない製品についても、個人で行なっている熟練のろう付け溶接工から炉中ろう付け専門の受託加工会社まで、幅広いネットワークを駆使して最適なろう付け加工を提案いたします。
高齢化の波は、ろう付け加工業者様へも及び、業者様の数は減少傾向にあります。せっかく仕事があっても跡継ぎがいないなどで辞められてしまい、結局はお客様にしわ寄せがくる状況です。
ろう付けは最も古くから使われる金属の接合技術です。このシンプルかつ合理的な接合技術は絶え間なく進化し、今も色褪せていないと考えております。
当社は、ろう付けという、このすばらしい技術を、そこにたずさわる全ての方々と共に、今後も永続的に提供できるように努力していきたいと考えております。
ろう付け加工の特徴
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トーチろう付け(手ろう付け)
接合部を局部的に加熱することができ、母材の状況やろう回りなど目で確認しながら作業ができ、広範囲な部品形状にも対応できます。
手作業でおこなうため、作業者の高い熟練度が要求されます。 -
トーチろう付け(半自動)
トーチを固定し、母材を機械的に移動させてろう付けを行います。(または母材を固定し、トーチを移動)比較的単純な形状のものを量産するのに適しています。
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炉中ろう付け
水素など還元性雰囲気や真空内でろう付けするため、フラックスの必要がなく仕上がりも綺麗です。連続炉なら量産にも適します。炉の大きさ(進入口)に入る部品サイズに限られます。
投入可能サイズ(水素炉)幅 :約230mmまで
高さ:約100mmまで
協力会社
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有限会社 須藤製作所
群馬県邑楽郡大泉町寄木戸1300-1
TEL 0276-63-0231当社から車で10分ぐらいのところにある、手ろう付けを中心とした、ろう付け受託会社で、銅・銅合金、ステンレスからアルミのろう付けまで幅広く対応しています。
従業員も10名ほどおり、社長のもと、3人の息子さんが屋台骨を支え、ろう付け以外の要望にも前向きな姿勢で対応していただいています。